(味付けアドバイザー魚森ブログvol.31)野菜の色素
紫キャベツの千切りをサッと湯通しして合わせ酢につけると鮮やかな赤紫色になってとても美しくなります。
紫キャベツに含まれる色素は「アントシアニン」
ブルーベリーにも多く、目に良いといわれています。
アントシアニンは酸性では赤、アルカリ性では青になりますので紫キャベツに合わせ酢につけると赤く発色したのです。
この色の変化は理科の実験みたいでとても楽しいです。
「アントシアニン」をはじめとするポリフェノールは植物に存在する苦みや色の成分で抗酸化力が強く活性酸素を除去してくれます。
植物が自分の身を守るために合成した抗酸化物質なのでそのパワーは頷けますね。
そのパワーを食し、いただいているのです。
ポリフェノールは自然界に5,000種類以上あるそうです。
自然の恵みに感謝したいと思います。