(味付けアドバイザー魚森ブログvol.30)ポン酢売り場は西高東低?
ポン酢というが酢ではなくオランダ語で柑橘類の果汁を意味する「pons( ポンス )」が変化し「ス」に「酢」が当てられ「ポン酢」となりました。
現在でも正式に「ポン酢」と呼ばれるのは、ダイダイやユズ、カボスなどの柑橘類の果汁に酢を加えて日持ちをよくしたものを指しています。
一方柑橘類の果汁に醤油や鰹節、昆布などを加えたものは「ポン酢醤油」や「味付ポン酢」といわれるがこちらも一般的には「ポン酢」の呼び名で広く親しまれています。
ぽん酢市場は西高東低で関西のぽん酢売り場の方が品揃えは豊富です。
鍋文化の違いとしては東京は味付けして煮込む寄せ鍋が多く、大阪は昆布だしで食材の味を引き出しぽん酢で味を補う水炊きがも多いのが特長です。
ぽん酢好き関西人には肉にもお豆腐にも焼き魚にもぽん酢をかける人もいるのでなんとなくうなづけます(笑)
今日ご紹介するレシピはぽん酢でつくる豚の生姜焼きです。
さっぱりとしていて豚肉がやわらかくなります。
ぜひお試しくださいね。
ポン酢豚の生姜焼き
https://cookpad.com/recipe/6748228