(味付けアドバイザー魚森ブログvol.13)5種類の醤油
4月10日の醤油仕込体験の日は醤油の味比べをして醤油の種類についても学びます。
今日はその予習です。
農林水産省のJAS法で定められている醤油は5種類です。
①濃口醤油 全国の醤油消費量の80%以上を占める最も一般的な醤油です。風味がよく、広く和食全般に使われます。
②淡口醤油 関西で生まれた色の淡い醤油。素材の持ち味をいかします。関西を中心に西日本で広く使われています。
③白醤油 もっとも色のうすい醤油です。甘みが強く独特の香りがあります。料亭などで使われます。
④再仕込み醤油 醤油を仕込む時、塩水ではなく醤油で仕込むから「再仕込」。贅沢ですね。色は濃くても塩分は控えめです。
⑤たまり醤油 味は濃いめで寿司や刺身に合います。加熱するときれいな赤みが出るので蒲焼きやせんべいなどに使われます。
5種類の醤油の特長をいかして料理に使うと、いつもの味がワンランクアップして楽しいですよ。
それぞれの地域で愛されて発展してきた醤油。
使いだすと個性が可愛くなってきます。「みんな違って、みんな良い」と私は思うのです。