(味付けアドバイザー魚森ブログvol.6)おいしいとは?
おいしいって何だろう?
おいしさは舌で感じるものでしょうか?
舌で感じる味覚は、おいしさの要素の一部で香り、見た目、食感、温度、音もおいしさに影響します。
目隠しと耳栓をし鼻をつまんで食べてみてください。
何を食べてるのか当てるクイズみたいになってしまいおいしいとは感じないでしょう。
私たちが通常「味」と表現しているのは、舌で感じる味覚(味)だけでなく、嗅覚(香り)、触覚(食感、温度)、視覚(見た目)、聴覚(音)が総合して判断した感覚だそうです。
味だけでなくその場の環境や空腹感もおいしさに影響します。
「空腹は最高の調味料」というようにおなかが空いていると同じものでもおいしく感じたり「何を食べるかより誰と食べるか」もおいしさを左右します。懐かしいお袋の味や高級レストランの料理など思い出や価格などもおいしさに影響があると思います。
「おいしくて楽しくて幸せな食卓にどんな味付けが喜ばれるのか?」は協会のテーマとして考えていきたいと思います。