(味付けアドバイザー魚森ブログvol.2)失敗しない料理
せっかく作ったのにおいしくないと「悲しいですね」
手作りの料理が食卓にのぼるまでにはメニュー考案・買い物・調理・盛り付け・配膳と手間がかかります。
それなのに「買ってきたおかずのほうがおいしい」とか「外食がいい」となると報われません。
なぜ料理を失敗するのか?
①材料の種類が多い②手順が多い③基準が明確でない。があると思います。
私は工場で作る食品の開発をしているのでなるべく簡単で無理のない工程で失敗なく製造するためには?
といつも考えています。
これは家庭料理にも生かせる考え方です。①②の材料や手順が多いと失敗の可能性が多くなります。
買い忘れや入れ忘れ調理時間が長くなる。心が折れる(笑)などです。
手順をまとめる。やらなくてもよいことは省く。洗い物を減らす。
③の基準が明確には時間・温度・火加減などいくつかの基準を設けることです。
沸騰したら中火で○分とか料理の勘がつかみにくい人でも判断できる基準は大事です。
私のレシピは簡単で風通しがよいけれどちゃんと基準が書かれていて失敗しにくいと言われます。
小難しいことを書きましたが失敗しない簡単な料理を食卓に並べ「おいしいね!」と笑顔になってほしいのです。
「全部入れていいんですが?」「落とし蓋はいらないんですか」「こんな強火で大丈夫?」と心配されることもありますが大丈夫!
「安心してください!失敗は私が代わりにしておきました」というと生徒さんはいつも笑ってくれるのです。